仕事辞めたい?転職するなら超売り手市場の今がチャンス!


空前絶後のーーーー!

とまではいきませんが、日本の雇用状況が四十数年ぶりくらいに良いらしいですよ。

景気が回復してきて、雇用も改善してきてる今こそ、満足いかない今の仕事を辞めるチャンスです!

退職して少し休むも良し、もっと条件の良い会社に転職するも良し。

本当にそんなに楽観視して大丈夫なんでしょうか?

ニュースを紐解いてみます。

労働市場は超「売り手市場」ってほんと?

2018年8月31日、平成最後の夏休みに総務省からちょっとだけ嬉しいニュースが発表されました。

7月完全失業率は2.5%に上昇、有効求人倍率は44年半ぶり高水準

[東京 31日 ロイター] – 総務省が31日発表した7月の完全失業率(季節調整値)は2.5%となり、前月の2.4%から上昇した。厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率(季節調整値)は1.63倍で前月から上昇、1974年1月(1.64倍)以来44年半ぶりの高水準となった。

完全失業率が上昇するのは2カ月連続。ロイターの事前予測調査では2.4%が予想されていた。

季節調整値でみた7月の就業者は前月比4万人増の6636万人となった。完全失業者は同6万人増の172万人で、非労働力人口は同17万人減の4283万人だった。この結果、完全失業率は2.5%と前月から上昇した。

7月は新たに求職活動を始めた人が39万人と前月から3万人増加しており、人手不足の中で幅広い産業で求人が増えていることが背景にある。原数値でみた就業者の増加、完全失業者の減少という基調は続いており、総務省では、完全失業率は上昇したものの「雇用情勢は着実に改善している」との判断を維持している。  

有効求人倍率は、ロイターの事前予測調査で1.62倍が見込まれていたが、結果はこれを上回った。有効求人数は前月比0.6%減、有効求職者数は同1.2%減だった。

新規求人倍率は2.42倍と前月から低下した。

引用元:https://jp.reuters.com/article/china-economy-tax-idJPKCN1LG1F6

44年ぶりは凄いですね。

「有効求人倍率」は、ハローワークの有効求職者数に対する有効求人数の割合で、

有効求人倍率=有効求人数÷有効求職者数

で計算します。

景気動向を知るための指標として投資家にも注目される数字です。

倍率が1を上回れば人を探している企業の方が多く、1を下回れば仕事を探している人の方が多いということです。

1.63倍というと、100人仕事を探していたら、163社求人募集しているということ。

これは確かに売り手市場と言えそうですね。

当然企業は何も知らない新人よりも、ある程度知識や経験のある即戦力を求めていますから、新卒よりも中途の転職のほうがより有利なのは言うまでもありません。

ちょっとでも転職に興味があるなら

とりあえず転職エージェントに一度相談してみましょう。

転職エージェントは、自分の替わりに自分に合った転職先を探してくれて、会社とあなたの間に入って面接などの日程調整をしてくれる「転職のプロ」です。

普通ほとんどの人は転職活動なんてやったことがないですから、何から始めたらいいか分かりませんよね。

会社を探すのも大変ですが、会社ごとに履歴書などの書類を何枚も用意したりするのも大変です。

転職エージェントを利用すると、そうした面倒な手続きを全部代わりにやってくれるので、紹介された求人の中から気になる会社を選んで面接するだけです。

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実は世の中に出回っている中途採用の求人の80%は非公開求人で、こうした転職エージェントなどの人材会社からの紹介でしか採用試験を受けられません

採用する会社側からしても、代わりに人材の振り分けをしてくれる転職エージェントを利用するほうが効率的だからでしょう。

その意味では転職エージェントへの登録は必須と言えます。

転職エージェントごとに契約している会社、得意な業種が違ってくるので、使い勝手を比べる意味でも複数の転職エージェントに登録しておきましょう。

おすすめ転職エージェント

だけどこの好景気はいつ終わるか分からない

ですが、浮かれてばかりもいられません。

上記のニュースの中で、完全失業率(季節調整値)は2.5%と前月より上昇し、新規求人倍率は2.42倍と前月から低下しています。

「新規求人倍率」は、その月に新たに登録された求人と求職者の割合を示すもので、

新規求人倍率=新規求人数÷新規求職者数

で求められます。

最新の景気動向を見るにはこちらの数字のほうが重要です。

完全失業率が上昇して、新規求人倍率が減少したということは、もしかしたら前月より景気が後退したかもしれない、ということ。

ひと月だけではまだ分かりませんし、新規求人倍率はまだ2倍を超えているので、すぐに雇用情勢が悪化するとは考えにくいですが、雇用情勢の良い今のうちに転職活動を始めたほうが、より有利な条件の会社に転職するこができます

まとめ

有効求人倍率が44年ぶりの高水準で、新規求人倍率も2倍以上という状況になるとは、数年前には考えられないくらい雇用情勢は良好です。

今の仕事に不満があって、退職・転職を考えている人にとっては、かなりの追い風になっている言って間違いないでしょう。

ただ、転職活動には少なくとも3か月はかかります。

3か月後も同じ状況が続くとは言い切れませんから、今のうちに転職エージェントへ登録だけでもしておくことをおすすめします。

MEMO

「いきなり転職エージェントに相談するのは怖い」という人は、まずは転職サイトに登録してみてはいかがでしょうか?

メールで自分に合った求人情報が送られてくるだけなので、転職エージェントよりは気軽に利用できます。

企業側から「是非面接してほしい」と、スカウトがくることもあるので、ちょっといい気分になれます。

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