「あなたはなぜ働くんですか?」
と聞かれたら何て答えますか?
お金のため?
生活のため?
じゃあ、質問してきてるのが職場見学に来ている中学生だったらどうでしょう?
お金とか生活のためって答えづらくないですか?
私は正直「大事な家族を養うため」くらいしか思いつかないんですけど、これって結局は「お金(生活)のため」と同じですよね。
シンプルな質問ほど物事の核心をついています。
聞かれたときに何故だかドキッとする質問です。
改めて考えてみると、なんで私は毎日会社に行って、それなりに頑張って働いているんでしょう?
あなたはどうです?なぜ働いてるんですか?
十分なお金があれば働かないのか
「お金のためだけじゃない!やりがいや充実感を得るためだ。」
という人もいるでしょう。
でも、そのやりがいや充実感はお金がもらえることが前提です。
まったくお金がもらえないならたぶんやらないですよね。
では、働く必要のないお金持ちはどうなんでしょう?
資産運用すら自分でやる必要のない、本当にほったらかしでもどんどん資産が増えて、利息だけで暮らしているようなお金持ちです。
私の知る限り、私のような一般人よりも、お金持ちのほうが勤勉で忙しそうにしています。
休日も朝早く起きて何かしら有意義な活動をしています。
怠惰なお金持ちはいません。
元々普通の家庭で育って、努力の末に自分で不労所得を得ている人も同じです。
一時的には何もしない時期があっても、結局は何かしらの仕事をはじめます。
暇だからではないかとも思えますが、わざわざ働かずとも現代はゲーム、芸術鑑賞、旅行と、いくらでもやることがあります。
つまり、暇つぶしに働いているわけではないんです。
なぜ十分なお金があっても働くのか
では、なぜお金持ちも働くのでしょうか。
不労所得を得て生活できるようになった人の多くが、やることがなくなり考えます。
月に100万円、200万円と、何もしなくても入ってくるようになって、
「こんなことをしていて、一体誰の役に立つんだろうか?」
と疑問に思い、徐々に鬱っぽくなっていくんだそうです。
働かなくてもお金が入ってくる生活を望んで頑張っていたのに、いざそのような生活が手に入ると何かが足りないと悩み出します。
そして気が付きます。
「誰かの役に立ちたい!やりがいが欲しい!」
と。
人間は、誰かの役に立って、誰かに必要とされることで、自分は価値ある存在であることが認識できて幸福を感じるようにできています。
最初のうちは何でも自分でやらなければならないので、仕事をして、お礼を言われて、それが誰かの役に立っているという実感があります。
しかし、仕事が大きくなっていくと、自分の作り出したものの届く先であるエンドユーザーの顔を見る機会が減り、お金という数字の動きしか見えなくなってしまいます。
それが例え何千万円でも何億円でも、数字だけしか見えないので、そこに意味を見出せなくなるのです。
仕事にやりがいを感じなくて当たり前
ビル・ゲイツをはじめ多くの資産家が慈善団体に寄付をするのは、こういう理由からです。
人はお金の不安から解消されると、仕事にお金ではなく、「やりがい」を求めるようになります。
「じゃあ、ボランティアだけやっていればいいじゃないか。
」
とも思えますが、ボランティアももちろんやります。
ですが、彼らが求めているものは「最初の頃の感動」なんです。
何かを自分で生み出して、それが誰かに感謝されて、収益も上がっていって、というプロセスをもう一度味わいたいのです。
「お金」というのは分かりやすくやっていることの成果を数字にしてくれるので、ボランティアでは満足できません。
「強くてニューゲーム」の感覚に似ていますね。
だからお金持ちは新しいことを始めようとしている若者に積極的に投資したり、指導して、最初の感動を疑似体験しようともしているんです。
自分で新しい企画を立ち上げて、ある程度軌道に乗ると、また新たな企画を立ち上げてと、彼らが忙しく動き回るのは、そうした刺激に対して中毒になっているからだとも言えます。
つまり、人はお金の不安から解消されたときに、真の意味で働くことの意義を見出せる、ということです。
今は働く理由は「お金のため」でもいいんです。
「こんな仕事してて誰かの役に立ってるのかな。」
とか、
「もっとやりがいのある仕事がしたいな。」
と思うことは多いと思います。
ですが、働くことにやりがいを見出すのはお金の不安から解放されたときでいいんです。
早くお金の不安から解放されよう
できるだけ早くお金の不安から解放されるためにも、副収入に手を出すことは重要です。
仮に副収入で給料と同じくらいの額毎日入ってくるならどうでしょうか?
その仕事は、必ずやらなければならない仕事ではなくなりますよね。
そのとき、果たしてあなたはその仕事にやりがいを感じられるでしょうか?
もし感じないなら辞めて、あなたが本当にやりがいを感じられる、新しいことを始めればいいんです。
不思議なもので副収入のほうがやりがいを感じられたりもします。
それは仕事で生きるための収入を得ているので、副収入に対して「生きるためにしかたなく稼ぐ」という感覚がないからです。
100%お金を稼ぐためにアフィリエイトや投資をやっているはずなのに、そこにやりがいや達成感を感じるようになります。
それはそうです。
自分のやったことに対して、お金という成果が分かりやすく反映されるんですから、やりがいを感じないわけないんです。
サービスの多様化で少額て簡単にはじめられる副収入はたくさんあります。
私は早くお金の不安から解放されて、純粋に自分が楽しいと思える仕事をしたいと思い、アフィリエイトや様々な投資を行っています。
「あなたはなぜ働くんですか?」
この質問に胸を張って答えられるように、あなたもお金の不安から解放されるよう、副収入をはじめてみませんか?