仕事に生かせる資格15選。ビジネススキルアップで楽に働く!


当サイトでは、「仕事辞めたい、けど、辞めたらもったいないかも」という思いから、副収入獲得を目指したり、あるいは転職に活路を見出したりする方法をご紹介してきました。

ですが、そもそも今の職場の待遇が良くなれば楽に働けるんじゃないでしょうか?

スキルアップして立場・待遇を改善することも「仕事辞めたい」を解決するひとつの方法です。

「スキルアップ」といっても、具体的に会社にアピールするならやはり資格取得が一番です。

そこで、今回は、実務に役立つ資格をご紹介します。

スキルアップして「あなたなしでは仕事が回らない」と言わせてやりましょう。

ビジネス実務法務検定試験

難易度★★☆☆☆(2)
学習期間3か月
公式サイトhttps://www.kentei.org/houmu/

法務部門に限らず、ビジネス全般におけるコンプライアンスの基礎となる実践的な法律知識を、バランスよく習得することを目的とした試験です。

業種を問わず、営業、販売、総務、人事などあらゆる職種で必要とされる法律知識が習得できます。

例えば営業職なら、契約書を締結する際の契約内容の不備や不利益をその場で発見して、トラブルを未然に防ぐことができるなど、業務上のリスクを回避することができます。

法務部門に任せきりにせず、最低限の法的な判断が可能になるので、業務効率も上がりますし、部署内で頼りにされる機会も増えます。

ただし、本当に基礎的な法律知識のみの資格で、大学生の就活でも利用される資格なので、この資格を持っているというだけではそれほど優遇はされません。

実務の中で生かせる要素がありそうなら取得自体も比較的容易なので、とりあえず取得しておいて損はない資格です。

おすすめの通信講座

秘書検定

難易度★☆☆☆☆(1)
学習期間1~3か月
公式サイトhttps://jitsumu-kentei.jp/HS/index

皆さんご存知、会社の役員や経営者の秘書としてのスキルについて知識を問われる試験です。

社会人として当然備えているべき、一般常識やビジネスマナーなどについても問われます。

この資格を持っているからといって、直接実務に役立つわけではないのですが、「秘書検定所持=一般常識・ビジネスマナーあり」ということになるので、ビジネスマナーのおかしな上司、同僚、後輩を注意するのに使えます。

注意する際は、嫌味にならないようにやんわりと指摘するのがポイントです。

「秘書検定くらいで偉そうに」と思われたら逆効果ですから。

日商簿記

難易度★★★☆☆(3)
学習期間3~6か月
公式サイトhttps://www.kentei.ne.jp/bookkeeping

ご存知の方も多いと思いますが、簿記は、会社などの財産の増減、お金の流れを一定のルールに下げって記録・計算・整理して、明確にする帳簿への記帳法のことです。

経理や財務には必須の知識ですが、他の業務でも生かせる場面が多い資格です。

3級からはじめて、2級以上を取得しているとかなり有利です。

経理や財務への異動を狙うなら必須です。

TOEIC

難易度★★★★☆(4)
学習期間6か月~1年
公式サイトhttps://www.iibc-global.org/toeic.html

「Test of English for International Communication」の略称で、アメリカの非営利テスト開発機関が主催している英語のコミュニケーション能力を幅広く評価するテストです。

世界150か国以上で実施されているので、TOEICの点数を=国際的英語レベルと言えます。

10~999点て採点されますが、700点以上あれば日常会話に支障がないレベルと言われ、実務にも活用できます。

グローバル化が進んで仕事で英語に触れる機会も増えてきました。

ユニクロなどの一部企業は社内での会話を英語限定にしていると聞くとぞっとします。

TOEICに限らず英語対応ができるとかなり重宝されるはずなので、かなりおすすめのスキルと言えます。

 

BATIC(国際会計検定)

難易度★★★★★(5)
学習期間1年~
公式サイトhttps://www.kentei.org/batic/

聞きなれない資格だと思いますが、「バティック」と読みます。

英語力と国際会計スキルを同時に評価するテストです。

まだまだマイナーな資格ですが、グローバル化で会計基準も国際的基準への統合が進んでおり、今後どんどん需要が伸びで行くと思われます。

合格/不合格や何級という区切りはなく、0~1,000点の点数で評価されます。

点数ごとに称号がつけられています。

880~1,000コントローラーレベル日商簿記1級程度
700~879アカウンティングマネジャーレベル日商簿記2級程度
320~699アカウンタントレベル日商簿記3級程度
200~319ブックキーパーレベル日商簿記3級程度

TOEIC600点以上くらいの英語力が必要で、アカウンタントレベル以上であれば実務でも生かせるレベルです。

日商簿記のすべてをカバーできているわけではありませんが、これがあれば普通の簿記も理解しているとみなされるので、TOEICと日商簿記両方やるよりは1回で済むのでおすすめです。

おすすめの通信講座

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

難易度★☆☆☆☆(1)
学習期間1か月程度
公式サイトhttps://mos.odyssey-com.co.jp/index.html

その名のとおり、ワードやエクセルなどのマイクロソフト オフィス製品の利用スキルを証明できる資格です。

Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookのそれぞれの製品ごとに試験があります。

一般向けのスペシャリストレベルと、上級者向けのエキスパートレベル(エクセル、ワードのみ)があります。

内容的には普段業務で使用していればスペシャリストレベルの取得は簡単です。

なので、エキスパートレベルの取得がおすすめです。

実は業務で使用していれば分かるような機能についてばかりなので、実務ではさほど役には立ちませんが、知らない人からすると凄く難しそうな感じがするので、はったりをかますのにうってつけです

おすすめの通信講座

情報セキュリティマネジメント

難易度★★☆☆☆(2)
学習期間1か月程度
公式サイトhttps://www.jitec.ipa.go.jp/sg/

情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的なスキルを認定する試験です。

会社全体の情報システムセキュリティを管理するレベルではなく、部署ごとの情報セキュリティマネジメントのリーダー的役割を担う人材を確保することを目的としています。

社内システムを利用していれば、サイバー攻撃への対策や、社員のセキュリティリスク体制などを管理できる人材は必ず必要になるので、難易度の割に重要度の高い資格と言えます。

おすすめの通信講座

情報処理安全確保支援士

難易度★★★☆☆(3)
学習期間2か月~
公式サイトhttps://www.ipa.go.jp/siensi/

以前は「情報セキュリティスペシャリスト」という名前でしたが、近年増加しているサイバー攻撃へ対策するため、名称を変更して国が人材育成と確保のために力を入れている資格です。

システム系部門の方が持っていると有利な資格です。

サイバーセキュリティに関する専門的な知識・技能を活用して組織における安全な情報システムの構築から運用を支援し、また、サイバーセキュリティ対策の分析等を行い、その結果に基づいて必要な指導・助言を行う、セキュリティエンジニアや情報システム管理者向けの資格です。

情報セキュリティマネジメントが各部門のリーダー的なポジションなのに対して、こちらは会社全体の情報セキュリティリーダー的な役割を担います。

ある程度のネットワーク、プログラミングの知識が必要ですが、難易度の割に重要度の高い資格です。

おすすめの通信講座

中小企業診断士

難易度★★★★☆(4)
学習期間1年程度
公式サイトhttps://www.j-smeca.jp/index.html

中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う国家資格です。

中小企業の業務全般に対して相談を受け、アドバイスします。

この資格を持っていればどこに行っても評価が高く、ビジネスマンとして信用される資格です。

場合によっては転職したり、他の資格と組み合わせてコンサルタントとして独立することも可能になります。

おすすめ度MAXの資格です。

ファイナンシャル・プランナー(FP)

難易度★★☆☆☆(2)
学習期間1~2か月
公式サイトhttps://www.jafp.or.jp/

主に個人の資産計画について相談を受け、アドバイスするためのスキルを認定する資格です。

保険の外交員のおばちゃん持ってるあれです。

保険だけでなく、住宅ローン、投資、貯蓄、税務などの資産、金融知識のプロフェッショナルと言えます。

ただ、普段投資をしている方のほうが知識を持っていたりするので、この資格だけではそれほど役立ちません。

他の資格と組み合わせるなら取得も容易なのでおすすめの資格です。

社会保険労務士

難易度★★★★★(5)
学習期間1年以上
公式サイトhttps://www.sharosi-siken.or.jp/

健康保険や雇用保険など、社会保険制度に関するスペシャリストで、社会保険に関する書類の作成や提出、手続代行などができるようになる資格です。

人事・労務管理・年金等の知識も身に付くため、人事部門を目指す方にはおすすめの資格です。

毎年の合格率は10%以下と、かなり難しいですが、この資格一つだけでどこでも働ける万能の資格といえます。

取得できればまず間違いなく一生人事部門で仕事ができます。

他の資格と組み合わせれば独立開業もできてしまうかもしれない凄い資格です。

メンタルヘルス・マネジメント

難易度★☆☆☆☆(1)
学習期間1か月程度
公式サイトhttps://www.mental-health.ne.jp/

うつ病などの心の病が増えている現代において、働く人の心の不調の未然防止と、職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得するための試験です。

これによってカウンセラーのように相談を受けることができる、というようなものではありません。

一般社員レベルだとあまり意味のない資格ですが、管理職や、人事部門の方は取っておいて損はない資格だと思います。

自分のうつ病予防等にも役立つので、その点でもおすすめです。

おすすめの通信講座

宅地建物取引士

難易度★★☆☆☆(2)
学習期間8か月~1年
公式サイトhttps://www.retio.or.jp/exam/takken_shiken.html

不動産関係の契約の際に必ず必要になる資格です。

不動産会社には必ず必要な資格なので、仮に仕事を辞めても不動産会社には必ず就職できます。

不動産会社以外でも、建築関係、金融関係の企業では取得を推奨していたりします。

どの資格を取得しようか迷ったら、取得するのにおすすめの資格です。

マーケティング・ビジネス実務検定

難易度★☆☆☆☆(1)
学習期間1か月程度
公式サイトhttps://www.marke.jp/

国際実務マーケティング協会が主催する、特定の業種・業界にとらわれない、幅広い共通のマーケティング知識を習得するための試験です。

総合的なマーケティング実務知識などが習得できるので、営業職や販売職におすすめの資格です。

この資格を持っていると、「貿易実務検定」の一部試験を免除できるので、その点でもおすすめの資格です。

貿易実務検定

難易度★★☆☆☆(2)
学習期間2か月程度
公式サイトhttps://www.boujitsu.com/

貿易実務のスペシャリストとして、語学力はもちろん、マーケティング、商談、契約、代金決済、信用状、クレームなど、貿易実務の幅広い知識が求めれる試験です。

汎用性は低いですが、海外との取引を行っている会社では役に立つ資格です。

おすすめの通信講座

学習には通信講座がおすすめ

簡単な資格であれば、参考書を買って自分で勉強して取得可能だと思いますが、

「どの参考書がいいのか?」

「効率の良い勉強法はあるのか?」

といった疑問からスタートしてしまうと、肝心の勉強が中々はじめられませんし、自分一人でやっていると、仕事の忙しさや疲れでついついサボってしまいがちです。

かといって、スクールに通うのは時間的にも体力的にも難しいですよね。

なので、学習するなら通信講座のカタチがおすすめです。

最初から効率的な学習法で作られたカリキュラムと参考書で勉強できまるので、資格取得までの時間を短縮できます。

また、定期的にテストを送らないといけないものもあるのと、参考書を買うよりはお金をかけているので、「やらなきゃ」というモチベーションを保てます。

おすすめ通信講座
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紹介した資格は、今の職場での待遇を良くすることはもちろんですが、転職するときにも有利になるような資格ばかりです。

資格取得は自分の自身にもつながるので、是非、取得して資格者証を上司に叩きつけてやりましょう!